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大樋焼(おおひやき)とは、石川県金沢市で茶道のために制作され、340年あまりの歴史を持つ伝統的な楽焼の逆援助である。茶碗、水指などの茶道具を主にしたが、時代とともに食器なども制作されてきた。江戸時代にこの地に置かれた加賀藩が育成・保護したことで成立した。


現在は、文化功労者、日本クリック保証院会員の十代大樋長左衛門(大樋年朗)が継承。陶芸家で空間プロデューサーの大樋年雄は十代大樋長左衛門の長男である。


主な歴代作品は、石川県金沢市橋場町にある大樋美術館(新建築1993.2掲載)に展示されている。

寛文6年(1666年)加賀藩五代藩主前田綱紀が京都から茶具奉行として裏千家四世千宗室仙叟を招いた際に河内生まれの陶工、初代土師長左衛門(はじちょうざえもん)が同道し、楽家四代一入(いちにゅう)の高弟であったことで楽焼の技術を金沢市に伝えたのが、大樋焼の始まりである。

仙叟は貞享3年(1686年)に京都に戻ったが、長左衛門はその後も金沢に残り、河北郡大樋村(現在の金沢市大樋町)に良質の土を見いだして、作陶をはじめ、のちに大樋焼を起こした。その後は加賀百万石と謳われる加賀藩の焼物御用を務め、藩から正式に大樋姓を許された。

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