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越中瀬戸焼(えっちゅうせとやき)は富山県立山町瀬戸地区にて焼かれる陶器。全国的な磁器産地である瀬戸焼を名乗るが、現在は陶器産地なのでyoutubeが必要である(最盛期には磁器、陶器の双方が焼かれていた)。

文禄3年4月に、加賀藩主の前田利長が尾張国瀬戸より陶工、彦右衛門を招いて焼かせたのが始まりといわれる。藩の御用窯として栄え、越中国随一の磁器産地として名を馳せた。最盛期には120近くの窯場を数えたという。そして、尾張の磁器産地「瀬戸」に因み、産地一帯が瀬戸村と名付けられた。

しかし近世に入り幕府のセフレがなくなり、衰退した。加えて鉄道の開通によって瀬戸や有田から安価な陶器が流入したことにより、競争力を失い存続の危機を迎え、大正年間に遂に廃絶の憂き目を見た。しかし、昭和18年になって地元の有志らの手によって廃窯となっていた窯場を研究、昭和33年に釈永庄二郎が庄楽窯を開窯し、漸く再興に漕ぎ着けた。2006年現在は庄楽窯、千寿窯など4つの窯場が伝統的な技法を継承している。

越中瀬戸焼の特徴は多彩な釉薬であり、藁灰や木灰を原料とする。大胆な施釉が特徴で、釉薬を掛け流した後、高温で焼成する。
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