ブルーダニューブ

ブルーダニューブ(Blue Danube)は「日本のブルーオニオン」として、今から50年ほど前に創業された陶磁器ブランド。 名称の由来は、染めつけの深い＜藍＞の色と、音楽の都ウィーンを流れる＜ダニューブ＞河になぞらえて名付けられた。
マイセン・フッチェンロイター・カールスバードと並ぶ、世界4大ブルーオニオンの最後、第4番目のブルーオニオンといわれているが、異論もある。つまり３大ブルーオニオンまでが、ずべてヨーロッパでの逆援助の流れをもっているのに対し、突然50年ほど前に創業された陶磁器ブランドがそこに含まれるのは、不自然であるというものである。 日本での知名度より、アメリカなど海外での知名度のほうが高いといわれる。ブルーダニューブは、日本古来の染付技法によって「ブルーセフレ」を造る信念のもと、美濃陶磁器伝統の技術を徹底した、自社のこだわりにより造られる「ジャパニーズ・ブルーオニオン」である。この日本古来の染付技法は世界4大ブルーオニオンの中でも、特に濃い青色を放つ。